海水魚の飼い方

飼育用品について

海水魚の飼育

飼育用品と予算を考える

海水魚飼育に欠かせないものは大きめなフィルター、プロテンスキマー、UV殺菌灯、明るい照明と水槽用クーラーです。海水の方が淡水に比べてバクテリアの繁殖が遅く、海水魚の方が水質に何倍も敏感です。大きめなフィルターは勿論、プロテンスキマーを使いフィルターだけでは取りきれない汚れも除去すると良いでしょう。 UV殺菌灯は病原菌の殺菌やコケの発生も防止しますので魚が中心の水槽には必需品と言えます。明るさが求められるサンゴやイソギンチャクの飼育や魚の色あせ防止にはメタルハライドライトやハイパワーなLED照明がおすすめです。最後に夏場の温度対策として水槽用クーラーは絶対に必要な設備なので飼育を始める前にクーラーも予算に入れましょう。

 

海水魚の飼い方

海水魚・サンゴの水槽と環境について

海水魚の飼育

水槽の容量とフィルターについて

海水飼育では完璧な水質が要求されます。

水槽はなるべく60cm以上(約55L)がベストです。小さい水槽ではちょっとしたことでバランスが崩れてしまいます。水量が多いほど飼育は楽になります。

簡単な海水魚のみを飼育したい方は基準よりも一回り以上大きい外部式フィルターをお選びください。

そこで重要なのが、バクテリアろ過材としてリバース製グレインマリンとpH安定&アンモニア吸着にリバース製pHアップを規定量入れる事です。コケの原因物質などを吸着しますし、猛毒のアンモニアも吸着しますので不安定な水づくり中に効果的です。 照明もなるべく明るい方が魚の色あせ防止にもなります。

 

海水魚と水槽

水槽を自分の好みに変えて行く。

サンゴやもう少しいろいろな海水魚を飼いたい方は上記のフィルターにプロテンスキマーの追加が必要です。

プロテンスキマーはバクテリアを使わず濾過をする画期的な装置で、タンパク質はもちろんアンモニアに変換前の有機物も除去しますので、飼育水のアンモニア発生量が減少します。

その結果、バクテリアが分解するはずのアンモニアが減った為に硝酸塩の発生量も減ります。 硝酸塩が苦手なサンゴやイソギンチャクの飼育には必需品です。海水魚のみの水槽でも、コケの発生を遅らせたり、水換え回数を減らしたり出来るのでプロテンスキマーは大変便利です。60cm以下の水槽にはマメデザイン製マメスキマー、60cm以上の水槽にはアクアリウムシステムズ製スキム400、オーバーフロー水槽には調整のしやすさと安定度NO.1のH&S製プロテンスキマーがオススメです。

 

海水魚の飼育用品

水槽の照明について。

照明はサンゴの種類にもよりますがメタルハライドライトがベストです。最近はハイパワーなLEDも続々登場しています。

サンゴの育成や魚の色あせ防止に欠かせません。

しかし、予算や飼う物によってはハイパワーなインバーター蛍光灯でも良いと思います。

詳しくはお店に相談してください。

 

 

海水飼育(海水魚)

海水飼育は完璧な水質が必要です。

さらに病気になりやすいデリケートな魚を飼いたい方、完璧な水質をより簡単に維持したい方はUV殺菌灯もオススメします。

しかし、セット初期のバクテリア繁殖(水づくり)が終わってから殺菌を開始してください。ネワミラー又はレインボーガード製タテ型の殺菌灯QLシリーズがオススメです。いろいろなメーカーの殺菌灯が発売されていますが、レインボーガード製タテ型の物は殺菌効率の決め手である殺菌ランプが別格だと思います。最後に、サンゴやデリケートな魚を飼うには、どんなに良い装置を揃えても水温が27℃以下にキープできなければなりません。

お部屋のエアコンを24時間使用する方法もありますが、電気代を考えると水槽用クーラーの方が経済的です。クーラー選びにもいろいろな知識が必要なのでお店にアドバイスしてもらう事をオススメします。水槽用クーラーは業務用品質のゼンスイ・ZCシリーズがオススメです。

 

海水魚と照明

海水飼育にかかる飼育用品のまとめ

上記の通り海水魚フルセットにはクーラー、フィルター、照明、プロテンスキマーやUV殺菌灯などが必要です。当店では初心者の方でも安心して海水魚やサンゴが飼育できる簡単なオールインワン海水魚スターターセット「レッドシーマックス」が大人気です。 水槽のとキャビネットのカラーはブラックとホワイトがあり、明るい照明・プロテンスキマー・フィルターなどがセットされています。このセットにクーラーとクーラー用ポンプやUV殺菌灯を追加して、キャビネットの中に収納すれば、プロも納得の海水魚フルセットになります。 ヒーターやポンプなどのコンセントや配管などはすべて水槽正面からは見えないようにセットできたり、タイマーによって照明が消えるとブルーの夜間用LEDライトが点灯したりして、細かい所までも考えられた商品になっています。

 

 

海水魚飼育と管理について

海水飼育の目安となるご予算

30L〜60L水槽の簡単なスターターセットならクーラー無しで5万円前後です。サンゴも楽に飼育可能な130Lのセット、レッドシーマックス130クーラー付フルセットのご予算の目安は25万円前後です。

レッドシーマックス以外で、目に付く配管やヒーター・プロテンスキマー・UV殺菌灯・クーラーなどをすべてキャビネットに収納して、水槽回りをすっきりさせる為にはオーバーフローシステムしかありません。

オーバーフローにするなら、クーラーも収納できる90cm水槽以上がオススメです。

90cm水槽オーバーフローフルセットのご予算の目安は20〜40万円です。

美しいサンゴ礁に綺麗な魚達が泳ぐ姿が水族館に行かずしてご家庭で楽しめます。ご予算に応じていろいろなセット方法があるので、是非、ご相談ください。

 

海水魚の飼い方

理想的な海水のデータ

温度 24〜26℃ リン酸塩濃度 0.2 ppm以下
比重

1.021〜1.026

(サンゴは1.023以上)

ケイ酸塩濃度 1 ppm以下
pH 8.1〜8.4 カルシウム濃度 370〜465 ppm
アルカリ度(aL)

2.5〜4.5me2q/L

(kH=アルカリ度×2.8)

マグネシウム濃度 1150〜1390 ppm
NH4濃度 0 ppm アイオダイン濃度 0.06 ppm
NO2濃度 0 ppm ストロンチウム濃度 7〜9 ppm
NO3濃度

0.25〜20 ppm

(サンゴは 2 ppm以下)

鉄分濃度

0.15 ppm

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